野球で、街がひとつになった日。「IBUSUKIベースボールカーニバル2025」開催報告
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野球で、街がひとつになった日。「IBUSUKIベースボールカーニバル2025」開催報告

2025年10月11日

野球で、街がひとつになった日。「IBUSUKIベースボールカーニバル2025」開催報告

2025年10月11日(土)、新川床マリン球場にて「IBUSUKIベースボールカーニバル2025」を無事開催いたしました。鹿児島ドリームウェーブと宮崎梅田学園による熱戦はもちろんのこと、スタジアムDJのDJ POCKYさんとイベントMCのナッツさん(μFM鹿児島)が会場を盛り上げ、選手とファンと地域がつながる新しい祝祭空間を目指した本イベントは、多くの新たな挑戦と共に幕を閉じました。

試合展開に一喜一憂!「アナログ野球ビンゴ」の大きな可能性

今回、野球初心者の方にも試合観戦をより深く楽しんでいただくために導入した「アナログ野球ビンゴ」は、予想以上の盛り上がりを見せました。「ヒット」や「三振」といったプレーがマス目になっており、試合が進むにつれてカードが埋まっていく楽しさに、多くの方が夢中になっていました。

特に「リーチ」がかかると、残りのマスに書かれたプレーが出るかどうかに観客の視線が釘付けになることが分かりました。球場全体の一体感を醸成する素晴らしいツールとなることが実感でき、今後のイベントにも繋がる大きな手応えを得られました。

新たな挑戦と次への一歩。「レトロピカル・ガーデン」

外野エリアに設けた「レトロピカル・ガーデン」は、野球観戦だけでなく、リラクゼーションやグルメも楽しめる空間を目指した初めての試みでした。思うように来場者を増やすことができず、常に賑やかだったとは言えない結果となりましたが、今後のイベントで「誰もが楽しめるスタジアム」を実現するための貴重な知見を得ることができました。頂いたご意見を元に、次回の開催ではさらに魅力的なエリアとなるよう改善してまいります。

170票の熱意と、まさかの結末!「いぶすき推しメンGP」

試合前からWEB投票で盛り上がった「いぶすき推しメンGP」には、最終的に170票近い多くのご投票をいただきました。ファンの皆様の熱い想いが伝わる素晴らしい企画となりましたが、クライマックスでドラマが待っていました。

最高賞品である「指宿白水館 ペア宿泊券」の当選者様が、残念ながら会場にご不在という事態が発生。会場が固唾をのんで見守る中、急遽、この日のMVPに輝いた鹿児島ドリームウェーブの濵島琉生選手へ贈呈されることになりました。ファンの皆様の想いが、最高のプレーを見せた選手へと渡るという、感動的なフィナーレを迎えました。

MVPに輝いた濵島琉生選手への賞品贈呈の様子
ファンの想いが詰まった賞品は、見事MVPに輝いた濵島琉生選手へ贈られました。

終わりに

初の試みも多かった今回のベースボールカーニバルは、多くの学びと次への課題を得て、無事に終了することができました。ご来場いただいた皆様、ご参加いただいた両チームの選手・関係者の皆様、そして運営にご協力いただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。

スポーツコミッションいぶすきは、これからもスポーツを通じた新しい楽しみ方と地域の賑わいを創出してまいります。今後のイベントにもご期待ください。