
指宿サッカーフェスタ 2026 — プレミアリーグ観戦&レトロピカル指宿カップ
2026年5月9日〜10日
指宿サッカーフェスタ 2026 開催レポート
2026年5月9日(土)・10日(日)の2日間、いぶすきフットボールパークを舞台に「指宿サッカーフェスタ」が開催されました。
初日は高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2026の公式戦(神村学園高等部 vs サガン鳥栖U-18)と、第2回レトロピカル指宿カップ U-11 サッカー大会の予選リーグ。2日目は同大会の順位トーナメントと、前日プレミアリーグを戦った神村学園の選手たちと子どもたちのサッカー交流会が行われ、2日間を通じてサッカーの熱気に包まれた週末となりました。
DAY 1 — 5月9日(土)プレミアリーグ&レトロピカル指宿カップ予選
神村学園ファンブース — 2冠トロフィー展示&物販
会場の一画には、神村学園ファンブースが設置されました。ブースの目玉は、なんといっても昨年の全国高校サッカー選手権・インターハイの2冠を含む歴代の優勝トロフィーの展示です。
普段はなかなか目にすることのできない貴重なトロフィーの数々に、来場者は足を止めて見入っていました。子どもたちは目を輝かせながら「本物だ!」と興奮した様子でした。
ブースではグッズの物販コーナーに加え、神村学園調理科の生徒たちが作ったパンの販売も行われました。生徒たちが時間をかけて準備したパンは来場者に大好評で、見事完売。スポーツ観戦の楽しみを一層引き立ててくれるブースとなりました。
エスコートキッズ — 子どもたちが選手とピッチへ
プレミアリーグの試合前には、子どもたちがエスコートキッズとして参加。神村学園のユニフォームを着用し、選手たちと一緒にピッチに立つ——子どもたちにとって忘れられない体験になったことでしょう。
西日本最多!1,233人が詰めかけたプレミアリーグ
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2026の公式戦が、いぶすきフットボールパークで行われました。対戦カードは、昨シーズン選手権・インターハイの2冠を達成した神村学園高等部 vs サガン鳥栖U-18。
この日の観客数は1,233人。これは5月11日時点でプレミアリーグWEST(西日本)の今シーズン最多来場者数を記録しました。地元鹿児島の誇りである神村学園が、指宿の地で全国最高峰のユースリーグを戦う——その特別な一日に、市内外から多くのサッカーファンが駆けつけてくださいました。
来場者数 1,233人
プレミアリーグWEST 2026 西日本最多記録(5/11現在)
試合は、サガン鳥栖U-18が1点を守り切り0-1で勝利。神村学園は試合終盤にPKを獲得する場面もあり、会場全体が一体となって盛り上がりましたが、惜しくも得点には至りませんでした。結果は悔しいものでしたが、2冠王者の意地を見せた熱戦に、1,233人の観客から大きな拍手が送られました。
| 大会 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2026 WEST |
|---|---|
| 対戦 | 神村学園高等部 0 - 1 サガン鳥栖U-18 |
| 会場 | いぶすきフットボールパーク |
| 来場者数 | 1,233人(プレミアリーグWEST 西日本最多 ※5/11現在) |
| 試合詳細 | JFA公式マッチレポート → |
レトロピカル指宿カップ — 予選リーグ
プレミアリーグと並行して、第2回レトロピカル指宿カップ U-11 サッカー大会の予選リーグも初日に行われました。福岡・宮崎・鹿児島など九州各地から集まったチームが、翌日の順位トーナメント進出をかけて熱い戦いを繰り広げました。
DAY 2 — 5月10日(日)順位トーナメント&サッカー交流会
神村学園の選手 × 子どもたち — サッカー交流会
2日目、前日のプレミアリーグを戦った神村学園の選手たちが再びいぶすきフットボールパークに登場しました。
サッカー交流会のため、まず一緒にコートを準備するところからスタート。高校生と小学生が協力してミニゴールを運び、コートのセッティングを行いました。その後は、神村学園の選手が1人ずつ各チームに混ざる形で、ゲーム形式のサッカーを楽しみました。
前日に全国最高峰のリーグで真剣勝負を見せてくれた選手たちが、翌日には子どもたちと同じ目線で笑顔のサッカーを楽しんでいる——その姿に、保護者や関係者の間からも温かい視線が送られていました。
お礼の挨拶、そして即席サイン会へ
交流会の後には、代表して指宿選抜の選手が、神村学園の選手たちに向けてお礼の挨拶を行いました。
そしてその後——子どもたちの間で即席のサイン会が始まりました。「サインください!」。前日のプレミアリーグで見た"かっこいいお兄さん"たちが、今日は一緒にボールを蹴ってくれた。その体験が、子どもたちにとっての「憧れ」へと変わった瞬間でした。
レトロピカル指宿カップ決勝 — 劇的な逆転優勝!
予選リーグの結果をもとに行われた順位トーナメント。その頂点を決める決勝戦は、FCリベルタ(福岡) vs NESSO F.C. MIYAZAKI(宮崎)のカードとなりました。
前半はNESSO F.C.が圧倒的な攻撃力を見せ、3-0とリード。このまま勝負は決まったかと思われました。しかし——。
後半、FCリベルタが怒涛の4得点!
前半 0-3 の絶望的なビハインドから、後半に4ゴールを叩き込み 4-3 で逆転優勝。会場は両チームを応援する声で大盛り上がりとなりました。
後半のキックオフからFCリベルタが攻勢に。次々とゴールネットを揺らし、ついに4点目が決まった瞬間、会場はこの日一番の大歓声に包まれました。最後まで諦めない姿勢が生んだ劇的な逆転劇は、見ている大人たちの心をも震わせるものでした。
表彰式 — 神村学園の選手からメダル授与
表彰式では、神村学園の選手たちが子どもたち一人ひとりの首にメダルをかけてくれました。日本一の選手から直接メダルをもらえる——子どもたちにとって一生の思い出になる瞬間です。
そして大会MVPの表彰では、プレゼンターとして神村学園の竹野楓太キャプテンが登壇。竹野選手は現在U-17日本代表にも選出されている、日本サッカーの未来を担う選手です。先日の指宿市長表敬訪問では「地元の子どもたちに夢と憧れを持ってもらえるような試合をしたい」と語ってくれた竹野選手——その言葉どおり、ピッチの上でもピッチの外でも、子どもたちにとっての「憧れの存在」であり続けてくれました。
優勝 — FCリベルタ(福岡)
神村学園の部員たちに感謝を込めて
今回の指宿サッカーフェスタを語るうえで、忘れてはならないのが神村学園高等部男子サッカー部の部員たちの存在です。
彼らは2日間にわたり、自校の試合だけでなく、大会運営のあらゆる場面で力を貸してくれました。レトロピカル指宿カップの子どもたちの試合の審判を務め、交流会の準備と運営を行い、決勝戦ではスタンドから両チームへ声援を送り、表彰式ではメダルの授与を担当してくれました。子どもたちのために、これほどまでに献身的に協力してくれたことに、運営として深く感謝しています。
運営側から見て、この2日間で最も印象に残ったことの一つがまさにこの光景でした。全国の頂点に立った偉大な先輩たちが、次世代の子どもたちのために汗を流す。その姿を見た子どもたちが「あんなお兄さんになりたい」と憧れを抱き、やがて自分自身も誰かの憧れになっていく——。こうした好循環こそが、サッカー界の未来を盛り上げ、支える人材を育てていく。指宿サッカーフェスタがその一端を担えたとすれば、これ以上嬉しいことはありません。
おわりに
2日間にわたる「指宿サッカーフェスタ」は、プレミアリーグの真剣勝負と、子どもたちの笑顔あふれるサッカー交流が一つになった、まさに「サッカーのまち・指宿」を体現するイベントとなりました。
全国最高峰のユースリーグ観戦から、翌日には日本一の選手たちと一緒にボールを追いかける——この「観る」と「する」がシームレスにつながる体験は、指宿サッカーフェスタならではのものです。子どもたちの目に映った「憧れ」が、いつの日か「目標」へと変わり、さらには「超えるべき壁」になっていく。そんな未来が、この2日間の中に確かに芽吹いていました。
大会を支えてくださったすべての関係者の皆さま、ご来場いただいた皆さま、そして2日間にわたり大会を支えてくれた神村学園高等部男子サッカー部の皆さんに、心より感謝申し上げます。
神村学園高等部男子サッカー部の公式Instagramでも、当日のレポートが掲載されています。ぜひご覧ください。
神村学園高等部男子サッカー部 公式Instagram
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